保健管理センターから学生の皆さんへのメッセージ
2020.06.04
新型コロナウイルス感染拡大に伴い(様々な行動の制限、社会的接触の制限が求められている非日常的な状況がつづいており)、不安や疲れなどを感じている学生さんがいるのではないでしょうか。このようなストレス状態が長く続くと、気持ち、からだ、考え方に、様々な変化が表れることがあります。
以下のような状態は、強いまたは慢性的なストレスを受けた時に、「誰にでも起こりうる正常な反応」です。その人の性格等が弱いから起こるものではありません。これらの反応の多くは、自然に回復していくことがほとんどです。
気もちの変化:
不安や緊張が強い、イライラする、怒りっぽくなる、気分の浮き沈みが激しい、涙もろくなる、あのときああしておけば良かったと自分を責める、投げやりになる、誰とも話す気にならないなど。
身体の変化:
疲れやすい、食欲不振、過食、眠れないなど。
考え方の変化:
考えがまとまらない、同じことを繰り返し考える、悲観的な考え方になる。
対策として次のようなことを心がけてみてください。
?質の良い睡眠やバランスの良い食事を心がけましょう。
?規則正しい生活リズムを保ちましょう。
?休息をとりましょう。
?電話やメール、SNSなどで友達や家族など誰かとつながりを持ちましょう。
?これまでに効果的だったストレス解消法を試してみましょう。
(ゆっくり入浴する、好きな音楽を聴くなど)
?回復の早さは一人ひとりちがうので頑張りすぎないようにしましょう。
?小さなことからでも良いのでできる範囲で自分の生活をとりもどしましょう。
不安やいらいらなどつらい気持ちが続く時は、保健管理センターに電話やメールで相談してください。
気持ちを誰かに話したり相談したりすることで、つらさが和らぐことがあります。