講義?ワークショップ等の報告
第1回ワークショップおよびキャリア懇談会の報告です
2013.09.27
第1回ワークショップ(インターンシップ修了者報告会)およびキャリア懇談会が、9月13日(金)に開催されました。
日時 平成25年9月13日(金) 16時20分~19時00分
場所 東京海洋大学bob博彩公司_申博体育在线-投注*官网白鷹館2階多目的ルームⅠ
今回は、いつもの高度専門キャリア形成論の第4回目講義に引き続いて、今年度の第1回目ワークショップ(インターンシップ修了者2人による就業体験報告)および企業の方々との情報交換会が開催され、盛りだくさんのイベントとなりました。また、総勢70人以上の方々に参加していただき、情報交換会も企業トップの方を含む10名以上の方々と学生?PDとが、活発な意見交換ができた有意義な時間となりました。そして、講義とワークショップおよびキャリア懇談会の全行程は、瀬川先生の軽妙な司会進行で恙なく進行することができました。
※第4回高度専門キャリア形成論の報告は、別途「講義?ワークショップ等の報告」からご覧ください。
1.ワークショップ(長期インターンシップ修了者報告会)
講義に続いて、第1回ワークショップとして、長期インターンシップの修了者による報告会が行われました。
■最初に、王 琦さんが登壇されました。
はじめは、大学教員あるいは国の研究機関の研究者になりたかったが、次第に専門以外の分野や海外の事業にもチャンレンジしたいと考えるようになったそうです。企業で実際に働いてみると、研究とは異なった刺激を受ける日々であり、仕事を通して目標設定、改善活動、時間管理、そして協調の大切さを体験できた、有意義な研修だったそうです。
また、日々の積み重ねによる達成感は、仕事を楽しくしてくれると感じたそうです。インターンシップに参加することは、自分探しや将来に役立つことが得られる有意義な経験となるだろうと述べられました。
最後に王さんが、「Pursue your object, be it what it will, steadily and indefatigably ! 自分の強みを活かしながら、自分を信じて一生懸命努力すれば、必ず幸せに辿り着けると信じている。」と言った言葉が印象的でした。
《以下は、引き続いて行われた質疑応答の要約です。》
Q/A-1 インターンシップを考えている人へのアドバイスは何かあるか?
まずやること。挑戦すること。そして、コツコツと頑張ること。近道は無い!
Q/A-2 失敗談は?
非常に忙しい時期に研修に行ったが、あまり失敗談は無かった。
■続いて、渡邊隆司さんが登壇されました。
初めに、研修先企業の事業内容および研修先部署の業務内容について紹介がありました。続いて、研修先企業での職務内容を説明されました。
渡邊さんは、インターンシップをやって良かったところとして、「大学では専門分野ごとに使用する試料が限定されることが多いが、企業の環境調査では、依頼された環境下に生息する多様な生物を目にすることができ、見聞を広げることができた。」と述べられました。
また、研修をやってみて、改善した方が良いと感じた点について幾つかあげていただけました。
最後に、長期インターンシップに参加するときに、考慮した方がよいと思う点について述べられました。
● 研修期間中は仕事以外の時間は取れなくなるので、余裕があるときに応募する。
● たとえ興味がなくても、仕事はシッカリこなそう。
● 余裕を持って仕事をしないと周りが心配するので、たまには笑顔を見せる。
尚、長期インターンシップの準備段階やフォロー体制等に対してご提示いただいた改善項目については、キャリア開発室の今後の活動に反映させていただきたいと考えています。
渡邊さん、ご意見有難うございました。
2.最後に、松山先生からキャリア相談について、パンフレットの内容に沿った説明がありました。
「キャリア相談は、就職先の紹介をするところではなく、あなたが望んでいる将来のキャリアについて一緒に考えるところです。」と説明されました。
尚、パンフレットは日本語版と英語版が用意されており、キャリア開発室のホームページからご覧になれます。
3.引き続いて、キャリア懇談会が催されました。
キャリア懇談会は、最初に竹内先生のご挨拶で始まりました。学生?PDの参加者は20名、また企業の方は13名が参加されました。積極的に企業トップの方々に話しかける学生?PDも多く、大盛況の情報交換会となりました。