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高速回線高速回線宿舎に宿泊して生物飼育(給餌、水質、水流検査は手動)するため、宿舎?飼育室内は三密状態。県境を越える移動禁止に対応できない。台風等の天災が重なると飼育室、ポンプ小屋に密な状態で待機。品川の研究室から水槽内の状況を遠隔監視?自動給餌。停電や水温異常が生じても自動制御が可能で、感染症や天災の重複による被害を最小にすることが可能。水圏生殖工学研究所(品川)水温溶存酸素遠隔監視?操作、データ収集水温停電アラームアラーム水流アラームデータ確認、迅速な現地対応水温アラーム水温(研究棟)停電アラーム溶存酸素水流アラーム館山ステーション飼育実験では、生殖制御研究におけるホルモン投与や、生殖幹細胞研究における細胞移植などの実験操作そのものより、実験魚の飼育にかかる労力が極めて大きかった。本設備の利用による飼育管理の大部分を自動化することで、大幅な省力化や、リアルタイムの異常検出による実験魚の事故による損失リスクの回避が可能。自動給餌機水質連続監視システム自立式発電機停電対応システム自動水温調整循環水槽温調システム既存FRP水槽(水棲生物飼育室)センサー水温、PH、溶存酸素データ取得PHPH3.オープンファシリティシステムに接続する研究機器?施設の整備(2)先端研究設備整備:自動水棲生物飼育?データ取得設備?水質監視、水温調整、給餌等を自動制御し、品川からリモート飼育可能な「自動水棲生物飼育?データ取得設備」を構築。?周年飼育実験を安定的に進め、我が国の養殖生産の大半を占める海面養殖の新たな技術開発を目指した独創的研究を推進。?実験担当者は個々の飼育設備で取得した水質や水温制御、給餌量等の詳細データを学内のどこでも入手可能。?品川と館山の教職員?学生が飼育データをリアルタイムで入手?共有により、より効率的かつ高精度の飼育実験の遂行が可能。

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