7/26 女子学生のためのキャリアパスセミナーを開催しました
2019.08.21
2019年7月26日(金)、令和最初の「女子学生のためのキャリアパスセミナー」を越中島キャンパス(越中島会館2階 セミナールーム)にて開催しました。海に関わることを学びたい?仕事にしたい女子学生を対象としたこのイベントも今回で12回目となりました。海洋?海事関連の仕事に従事する卒業生を招いて、ミニ講演会+懇談会の二部構成で、毎年海洋工学部のオープンキャンパスの中で実施しています。「海洋大で学ぶと社会でどのように活躍できるのか見えてくる」をテーマに、進学した理由やキャンパスライフ、卒業後の進路、就職先の仕事について紹介する内容で、中?高校生や保護者を中心に大学生、大学院生など大勢の参加がありました。
前半の先輩講演では、海洋工学部の卒業生3名(一般財団法人日本気象協会より倉留 梓氏、株式会社MOLマリンより北澤 文香氏、株式会社IHI原動機より小林 織江氏)にお越しいただいてご講演いただきました。
はじめに、倉留 梓氏(一般財団法人日本気象協会)が、「やりたいことをやろう!」と題し、どうしても海に関する勉強がしたいと他大学から編入され、膨大な勉強量をこなしながらカッターに夢中になる等、やりたいことのために努力を積み重ねて行くことが楽しいと語られました。
次に、北澤 文香氏(株式会社MOLマリン)は、「船のコンサルタントになるまで」と題し、大学?大学院に進学した際、やりたいことをやるためにはどうしたらよいかを、冷静に自分と周囲を見て検討を重ねて決断したこと、そして大学や大学院での学びを活かして現在の仕事をしていると話されました。
最後に、小林織江氏(株式会社IHI原動機)が「リケジョとして学び働くことについて」と題し、理系科目が不得意だったが努力を重ねて入学後は、本学の実学スタイルが自分に合って、自ら一生懸命勉強したと話されました。海の近くに住み社会人になってもカッターを続けるなど海好きな先輩たちが生き生きと語る、本学の特徴的なカリキュラムやクラブ活動を通じて得た経験談に、高校生たちは興味深い様子で聞き入っていました。
第二部では懇談会「先輩と直接話してみよう!」を行いました。進路や受験の心配をはじめ具体的な疑問を聞ける貴重な機会とあって、保護者も一緒に熱心に質問していました。高校生の時このキャリアパスセミナーに参加し卒業後どんな道があるのかを具体的にイメージできたと語った講演者もいて、改めて自分のやりたいことは何かを考えてみたくなったとアンケートに書いている高校生もあり、海洋工学部に進むきかっけ作りに効果的なイベントとなっています。 学部生、大学院生をはじめ、本学への進学を希望する高校生や保護者の多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
塚本海洋工学部長による開会の挨拶 |
やりたいことをやろう!と経験談を語る倉留氏 |
|
|
先輩たちを囲んでフリー懇談会 |
|
<関連ページ>