越中島プラネタリウム修繕プロジェクトへのご寄附の御礼とご報告
2022.01.20
この度は、越中島プラネタリウム修繕プロジェクトにご寄附をいただきまして誠にありがとうございました。
皆様のご支援により令和3年10月、修繕目標額を914,875円に達したことをご報告させていただきます。
令和2年からスタートしたこのプロジェクトですが、ついにプラネタリウムを修繕し、正常に稼働することができました。
今後とも、本学へのご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
越中島プラネタリウム修繕プロジェクトにご寄附をいただいた皆様へ
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令和3年9月、重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に登録されました。 産業技術史資料情報センターとは、国立科学博物館の産業技術史資料情報センターがこれまでおこなってきた所在調査?技術研究を元に、科学技術(産業技術を含む)の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの、国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたものの2点を選定基準として決定するものです。 |
海事普及会の活動
海事普及会は東京海洋大学(旧 東京商船大学)の課外活動団体(部活やサークルのこと)です。
海洋工学部学友会に正式に所属し、海と船の事を多くの方に知ってもらうための活動をしています。
東京海洋大学 海事普及会 HP 東京海洋大学 海事普及会 Twitter
応援コメント
プラネタリウムM-1の修理にお使いください。 |
末永くあのプラネタリウムを守ってください。 |
貴重なプラネタリウム、維持してください。 |
海王祭におけるプラネタリウム募金です。 |
越中島プラネタリウムの末長い保存を期待いたします。 |
プラネタリウムの整備?存続をよろしくお願いします。 |
海王祭のプラネタリウムで寄附を知りました。国産最古の現役投影機をこれからも大事に使い続けてください。 |
プラネタリウム好きな方のTwitterで知り、寄付することに決めました。 どうか、末長く、プラネタリウムが活躍出来ますように、お祈り申し上げます。 |
貴大学のプラネタリウムを拝見したいと思いながら、今まで機会がありませんでした。 ぜひ存続させて頂きたいと思い、今回たいへん微力ながら寄付という形で応援させて頂きたく存じます。見られる日が来るのを楽しみにしています。 |
越中島プラネタリウムとは
M-1型プラネタリウムは、五藤光学研究所が昭和34年(1959年)に日本で最初に開発したレンズ投映式中型プラネタリウムで、MARSの愛称を持っています。約4500個の星や月や太陽、水星、金星、火星、土星、木星といった惑星系を投影できること、南半球を含めた全天を映し出すことができること、レンズ式ならではのシャープな星の像が特徴です。最新式のプラネタリウムには星の数や星の明るさで到底かないませんが、2015年から16年にかけて行われた近代化改修工事で10年前の業務用プラネタリウム以上の明るさで星を映し出すことができるようになりました。本学のものは機械の刻印から、1965年3月に設置されたことがわかります。当時(山手線の初乗りが10円だった頃)の価格で約800万円といわれています。M-1型は、東京?浅草の新世界をはじめアメリカの博物館など様々な場所に設置され、注目を集めました。現在も現役で稼働しているM-1型は本学のものが最古かつ唯一であり、貴重な存在となっています。
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越中島プラネタリウム修繕プロジェクト 基金の趣旨 | |||
東京海洋大学越中島会館屋上には1965年に設置され、かつて天測航法の授業において使われていたプラネタリウムがあります。現在ではその役目を終え、私たち海事普及会が管理運営をしています。主に本学の学園祭である海王祭にて一般公開をしており、毎年ご好評をいただいております。しかし近年、設置から半世紀以上たつこともあり、各部に異常がみられるようになってしまい、我々学生のメンテナンスではカバーしきれないことが多くなりました。私共といたしましては、今まで先輩方が守ってきてくださり、かつこの現役で稼働するものとしては国産最古という歴史的価値が高いこのプラネタリウムを今後とも後世に残していきたいと考えております。そこで一度このプラネタリウムを製作?設置してくださった、株式会社五藤光学研究所様に修理を依頼したいと考えており、つきましては皆様方にプラネタリウムの修理費用をご支援いただきたくお願い申し上げます。このプラネタリウムが今後とも動き続けるために皆様方からのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。 東京海洋大学 海事普及会 ※ 東京海洋大学 海洋工学部 住所:東京都江東区越中島2-1-6 google Map |