「本学練習船による海洋人材育成支援事業基金」を設立しました。
2023.01.16
本学は国立大学法人最大数の練習船3隻(海鷹丸(うみたかまる)、神鷹丸(しんようまる)、汐路丸(しおじまる))を保有し、東京湾をはじめとし、日本近海はもとより太平洋、インド洋、南大洋等までをフィールドとして、船舶職員の養成、海洋開発人材育成、船舶運航技術者の教育?研究、海洋環境観測?教育等を目的として乗船実習及び調査研究航海等を展開しています。しかしながら、近年社会情勢の急激な変化により、原油価格の変動等による燃料費の高騰や社会情勢不安等による物価上昇等の外的要因により、練習船の教育研究目標達成のための運航のみならず安全運航のための整備(入渠工事等を含む)にも苦慮する状況が続いています。練習船の安全運航はもちろん、教育研究環境を維持するための支援とするため、本基金を設置しました。