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気仙沼市?東京海洋大学連携事業「"海と生きる"連続水産セミナー」を開催しました

2019年12月 6日

2019年12月5日(木)、今シーズン最初の「"海と生きる"連続水産セミナー」を気仙沼魚市場会議室(気仙沼魚市場3階)にて開催しました。気仙沼市と連携し、漁業者?水産関連事業従事者を対象としたセミナーも今年で6年目となりました。本シーズンにおいても、資源、加工、流通、冷凍冷蔵等、水産に係る広範な事項について、学?民?官の幅広い講師陣による公開講座を企画します。

 第1回の講師は、本学の庄司るり副学長(学生支援?広報担当)で、「航海における最適航路の考え方と自動運行船の現状」をテーマに講演いただきました。

「目的地までの最適航路選定には、何を考慮する必要があるのか」、遭遇が予測される風や波の中で、船はどんな速度や状態で運航できるのか?また、早く到着する、燃料消費量を少なくするには、どのような航路が最適となるのかを紹介する内容で、漁業者を中心に多くの方々にご参加いただきました。

特に、漁船漁業を営むうえで重要な知識と自動運行船についての最新技術、また、気象?海象?海潮流の影響を考慮した「ウェザールーティングシステムの導入」については、外航商船での導入が進んでいる中で、これはいずれ、漁業船にも導入がなされることを予測できる大変貴重なお話でした。

「海と生きる水産セミナー」では、新しい知識や最新の研究情報の提供、また、各地域において必要とされる技術や、その時期に緊急に必要とされるテーマ等を選定し全5回程度実施します。セミナーにお越しいただきました皆さま、ありがとうございました。

CIMG2472 (2).JPG庄司るり副学長による講演

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