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国立大学法人 東京海洋大学

品川?越中島キャンパス大学院海洋科学技術研究科

大学院海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と大学院生の資質向上を図っています。

【受賞?表彰】清水佑馬さん(修士1年)鈴木華さん(修士2年)が、第20回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会において優秀ポスター賞を受賞しました。

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 令和587日に、つくば国際会議場で第20回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会(主催:資源?素材学会関東支部)が行われました。
交流会では50件の学生発表が行われ、優秀ポスター賞5件のうちに本学大学院生の清水佑馬さん(海洋資源環境学専攻 博士前期課程1年)、鈴木華さん(海洋資源環境学専攻 博士前期課程2年)が選ばれました。

 副賞として、9月に行われた2023年度資源?素材関係学協会合同秋季大会に招待され、ポスターが優秀ポスターとして掲示されます。
また、受賞者は9月に愛媛大学で実施される資源?素材学会に招待され、研究成果を発表することになっています。

【受賞者】
 清水 佑馬 (大学院 海洋資源環境学専攻 博士前期課程1年)
 鈴木 華(大学院 海洋資源環境学専攻 博士前期課程2年)

【受賞研究の内容】

[清水 佑馬]
タイトル:海洋性鉄酸化細菌の黄鉄鉱浮遊抑制能力と海水浮選への利用可能性
 非鉄金属資源の原料となる鉱石の一次分離方法として浮遊選鉱が広く用いられているが、プロセスの高効率化?低コスト化を目指し、海水を用いた技術の開発が進められている。本研究では、鉱石中に含まれる不純物となる黄鉄鉱の浮遊抑制を達成するために、石灰等の抑制剤に代え海洋に生息する鉄酸化細菌を用いた技術を検討したものである。過去の研究航海で採取された複数種の鉄酸化細菌を大量培養し、黄鉄鉱と反応させたのちハリモンドチューブにより浮遊試験を行った。その結果、黄鉄鉱の浮遊抑制効果は鉄酸化細菌の活性と関係が深いことが示された。

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清水 佑馬さん

[鈴木 華]
タイトル:海洋性細菌によりセメント系材料表面に形成される炭酸塩鉱物について
 
近年、海底資源の開発や排他的経済水域内の海底の有効利用について積極的な推進が提唱されており、これらの実現のためには海底で有効な建築材料の開発だけでなく、それらの耐久性向上?維持管理方法の構築が必要である。陸上環境においては、建築材料の維持に微生物機能を適用する方法が検討されているが、それらが海洋環境に適用できるかどうかについての知見はほとんどない。本発表では、陸上の先行研究にてセメント系材料の維持?補修に有効と期待される微生物機能である炭酸塩形成能に着目し、海洋性細菌の炭酸塩形成能の確認と、形成された炭酸塩のセメント系材料への影響の解明に向けた取り組みについて紹介した。

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鈴木華さん

<関連リンク>
資源?素材学会 関東支部

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