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国立大学法人 東京海洋大学

品川?越中島キャンパス大学院海洋科学技術研究科

大学院海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と大学院生の資質向上を図っています。

【受賞?表彰】興井みのりさん(修士2年)三岡千夏さん(修士2年)藤方陸人さん(修士1年)が、第58回地盤工学研究発表会において優秀論文発表者賞を受賞しました。

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2023年7月11日~14日に開催された第58回地盤工学研究発表会で、本学大学院生の興井みのりさん、三岡千夏さん、藤方陸人さんが優秀論文発表者賞を受賞しました。

【受賞者】
興井みのり(東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 博士前期課程 海洋資源環境学専攻2年
三岡千夏(東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 博士前期課程 海洋資源環境学専攻2年
藤方陸人(東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 博士前期課程 海洋資源環境学専攻1年

【受賞研究のタイトルと内容】
興井みのり
タイトル:乱泥流における土粒子による抵抗低減効果の実験的検討
密度流の一種で、海水と粘土粒子の固液混相流である乱泥流の流動特性の解明は、海洋開発サイトの選定や海底インフラの安定性評価のために求められている。円管内の固液混相流では、単相流に比べ抵抗低減効果が見られたと報告する先行研究が見られ、粒子による渦などの乱れ構造の変化が要因の一例と考えられている。一方で、石英懸濁液と塩水からなる密度流を、水槽内の仕切りを開放して流下させ後続部の流下方向の速度を計測した研究では、同じ密度の場合、石英懸濁液の後続部の最大流速の方が塩水のそれより大きいと報告されており、乱泥流の流動においても土粒子による抵抗低減効果が発揮されると推察される。そこで、本研究では、水槽内に同じ密度のNaCl 水溶液、シリカ懸濁液、カオリン懸濁液を流し、乱泥流における土粒子による抵抗低減効果を検討した。

三岡千夏
タイトル:カプセル輸送による海底鉱物資源の揚鉱に関する文献調査
海底鉱物資源の揚鉱システムとして、キャリア物質循環方式によるカプセル輸送が提案されている。ライザー管と下降管から成る環状パイプに、粒状体を含む粘性流動体を循環させて、カプセルに入れた鉱物を海底から洋上まで移送するシステムである。しかし、既存のカプセル輸送では、輸送媒体は水か空気で、水平方向の輸送が主で、取り込み口のアクセスが深海のように困難ではない。そこで、揚鉱に適したカプセルの「基本形状と付属物」と「取り込み口の仕組み」について文献調査を行った。

藤方陸人
タイトル:透明地盤を利用した基礎の回転による効果が地盤内に与える影響の評価
基礎の貫入方法の一つに回転貫入工法があり、一般的に基礎先端部に螺旋羽根が取り付けられる。これまで、螺旋羽根による基礎近傍の地盤の攪乱についての検討はあるものの、基礎の回転自体が地盤に及ぼす影響については杭頭荷重が低下することが経験的に知られている程度であり、そのメカニズムは十分に理解されていない。本研究では、地盤の任意断面を可視化できる透明地盤を利用して、複数の回転速度で円形基礎を貫入した際の地盤内の鉛直断面と水平断面で画像解析により変位増分の分布を観測し、平面ひずみ状態を仮定して最大せん断ひずみ増分の分布及び体積ひずみ増分の分布について解析した。得られた結果を杭頭荷重の変化と比較することで、基礎の回転が地盤内に及ぼす影響を考察した。

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左から)三岡千夏さん、藤方陸人さん、興井みのりさん

<関連リンク>
公益社団法人 地盤工学会HP
第58回地盤工学研究発表会HP
第58回地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞受賞者

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