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国立大学法人 東京海洋大学

品川?越中島キャンパス大学院海洋科学技術研究科

大学院海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と大学院生の資質向上を図っています。

【受賞?表彰】麻野涼央さん(学部4年)惟村晴太郎さん(修士2年)が『第21回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会』において優秀ポスター賞を受賞しました

大学院海洋科学技術研究科 企業?研究者の方 在学生の方

令和688日に、千葉工業大学 津田沼キャンパスで第21回「資源?素材?環境」技術と研究の交流会(主催:資源?素材学会関東支部)が行われました。
交流会では50件の学生発表が行われ、優秀ポスター賞5件のうちに本学学部生の麻野涼央さん(海洋資源環境学部 海洋環境科学科 4年)および大学院生の惟村晴太郎さん(海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻 博士前期課程 2年)が選ばれました。
受賞者は9月に秋田大学で実施される資源?素材学会に招待され、研究成果を発表することになっています。

【受賞者】
麻野涼央(海洋資源環境学部 海洋環境科学科 4年)
惟村晴太郎(大学院海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻 博士前期課程2年)

【受賞研究の内容】
麻野涼央
タイトル:深海環境でのセメント系材料の組成の違いによるセメント系材料および固着生物への影響の調査
近年資源開発や海洋でのエネルギー生産等、海洋環境の利活用が注目されており、そのためには海底へのセメント系材料を用いたコンクリート構造物の建造が必須と考えられる。しかし、海洋環境、特に200m以深の深海環境では、特有の物理化学的環境背景によって、セメント系材料が陸上環境よりも早く劣化することがわかっている。そのため深海環境で耐久性を有するセメント系材料の技術開発が求められている。我々は既往の研究から、セメント系材料表面に固着する微生物の機能が、セメント系材料の劣化を抑制する可能性を期待した。本研究では、セメントや増粘剤の種類を変化させた数種のセメントペースト試験体を作成し、深海環境に数年間浸漬?回収した後、試験体表面の微生物叢を調査することで、セメント系材料の組成?配合と固着する微生物の関係について明らかにすることを目的とした。

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麻野さん

惟村晴太郎
タイトル:海洋性細菌によるセメント系材料の保護メカニズムの解明
近年、我が国における広大な管轄海域を利用した様々な深海インフラの構築が計画されており、これらの実現に向けた建築材料の開発が求められている。浅海域における既往の研究では、セメント系材料の表面に海洋性細菌がバイオフィルムを形成することで建築材料の劣化因子となる塩化物イオンなどの浸透を抑制し、耐久性を向上させる可能性が示されている。このような微生物機能(バイオフィルム形成)を深海環境においても利用?制御することができれば、セメント系材料の耐久性向上に活用できるかもしれない。本発表では海洋性細菌が産生するバイオフィルムに着目し、セメント系材料の保護メカニズムを解明するためのアプローチについて提案した。

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惟村さん

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写真左から)麻野さん、惟村さん

<関連リンク>
資源?素材学会 関東支部

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