品川?越中島キャンパス大学院海洋科学技術研究科
大学院海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と大学院生の資質向上を図っています。
【受賞?表彰】荒井凜さん(修士2年)が、第93回マリンエンジニアリング学術講演会において優秀講演賞を受賞しました。
大学院海洋科学技術研究科
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2023年9月19日~21日に日本マリンエンジニアリング学会主催の第93回マリンエンジニアリング学術講演会が神戸大学深江キャンパスにて行われ、本学大学院生の荒井凜さんが優秀講演賞を受賞しました。優秀講演賞は35歳以下の講演者を対象に表彰するものであり、今回は39件の対象講演があり、うち3件が優秀講演賞として表彰されました。
【受賞者】
荒井凜(大学院海洋科学技術研究科海洋システム工学専攻 博士前期課程2年)
【受賞研究のタイトル】
3組の送電回路を適用した水中探査機向けワイヤレス給電の電力伝送特性
【受賞研究の内容】
水中探査機に搭載されたバッテリの充電方法として、海中ワイヤレス給電システムの適用が検討されているが、海流の影響により水中探査機の給電位置がずれやすいため、安定した給電手法を検討する必要がある。本研究では、水中探査機の位置ずれが検出可能な3組の送電回路を有する水中探査機向けのワイヤレス給電に対して、共振周波数追従制御の適用効果を実験により検討し、受電電圧、受電電力、電力伝送効率の改善を実験により確認した。
<関連リンク>
日本マリンエンジニアリング学会
東京海洋大学電気動力研究室