品川?越中島キャンパス大学院海洋科学技術研究科
大学院海洋科学技術研究科は、博士前期課程と博士後期課程の区分制博士課程とし、先端領域を切り拓く自立した高度専門職業人等を養成します。さらに、国立研究開発法人水産研究?教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人海上?港湾?航空技術研究所と連携して、教育研究の一層の充実と大学院生の資質向上を図っています。
【受賞?表彰】惟村晴太郎さん(修士1年)が、海と地球のシンポジウム2023において学生優秀発表賞を受賞しました。
大学院海洋科学技術研究科
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2024年3月1日から2日にかけて東京大学弥生キャンパスにて開催された、「海と地球のシンポジウム2023」にて、本学大学院生の惟村晴太郎さんが学生優秀発表賞を受賞しました。
【受賞者】
惟村晴太郎(大学院海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻 博士前期課程1年)
【発表タイトル】
セメント系材料表面から単離した海洋性細菌のバイオフィルム形成能およびその機能の解明??
【研究内容】
近年、海底資源の開発や排他的経済水域内の海底の有効利用について積極的な推進が提唱されており、これらの実現のためには海底で有効な建築材料の開発だけでなく、それらの耐久性向上?維持管理方法の構築が必要である。陸上環境においては、建築材料の維持に微生物機能を利用する方法が検討されているが、それらが海洋環境においても機能できるかどうかについての知見はほとんどない。本発表では、微生物機能の一つであるバイオフィルム形成能に着目し、実際の海洋環境に浸漬させた後のセメント系材料から微生物を単離?培養し、それらの持つバイオフィルム形成能の調査と、海水環境中でのバイオフィルムによるセメント系材料への影響に関する研究成果について紹介した。
<関連リンク>
海と地球のシンポジウム