2024年5月22日、井関俊夫学長及び岡安章夫副学長は、韓国の釜山で行われましたAsian Universities' Forum2024に出席しました。本フォーラムは、本学の国際交流協定校である釜慶大学校創立100周年記念の一環として実施されたものです。

　フォーラムはDr. Yoon-Soo Jang学長の開会の挨拶とともに開幕し、「Beyond Academics: Asian Universities Adapting to the Fundamental Societal Transformations」をテーマに、井関学長のほか寳金 清博 総長（北海道大学）、Arif Satria学長（インドネシア?ボゴール農科大学）、Mai Thanh Phong学長(ベトナム?ホーチミン市工科大学）、Chongrak Wachrinra学長(タイ?カセサート大学）及びJang学長の6名がスピーカーとして発表を行いました。

　井関学長は、「Initiatives of TUMSAT in response to societal transformations」というタイトルで講演を行い、主に少子高齢社会における本学の役割や取組に関して、本学の「ビジョン2040」を紹介し、「研究力の強化」と「学修者本位の教育」への転換を強調しました。

　また、発表後のディスカッションでは、パネリストとして参加しました。このディスカッションでは、参加者を交え質疑応答が積極的に行われ、フォーラムは大盛況のうちに幕を閉じました。

　本学と釜慶大学校は1990年に本学の前身である東京水産大学と国際交流協定を締結して以来、30年以上にわたり学生及び研究者交流を活発に行ってきました。最近では、2022年10月に、本学の卒業生であるDr. Yoon-Soo Jang学長が本学にて特別講演"東京海洋大学と私"を行い、また、2023年12月には本学の理事?副学長（総務?財務?広報担当）一行が釜慶大学校の施設をキャンパスマスタープランの参考にするために視察するなど、相互交流の幅が益々広がっています。本学は、引き続き歴史ある2大学間のつながりを大切に、一層交流を促進してまいります。

井関学長の講演の様子

パネルディスカッションの様子

集合写真

フォーラム前の記念品交換の様子