2025年2月12日、METISのキックオフイベントとして、オンライン研究シンポジウムを開催しました。

　METISは、本学の北欧の協定校である6大学（南デンマーク大学、デンマーク工科大学、ノルウェー科学技術大学、ノルウェー北極大学、スタバンゲル大学及びノード大学）と連携し、大学院生を対象とした、オンラインを効果的に活用する質の保証を伴った単位互換による留学プログラムや研究プロジェクト型/就業体験型インターンシップ派遣を行う事業で、2024年9月に文部科学省の大学の世界展開力事業に採択されました。今後5年間実施します。（事業1年目の2024年度実績：インターンシップによる派遣（3名）、受入（1名）、CTEXによる受入（2名））

　冒頭挨拶にて、舞田正志国際担当理事より、各大学への謝意と本イベントへの期待が述べられた後、壁谷尚樹准教授（海洋生物資源学部門）の総合司会の下、日?北欧の7大学から9名の研究者より、大学の概要が紹介されたほか、本学の研究戦略の主要な4分野（①水産業の持続的発展、②海洋エネルギー?海底資源開発、③次世代船舶?運航管理技術、④海洋環境?気候変動、海洋観測）に基づく研究紹介が行われました。最後に、兵藤哲朗研究科長より、?盛会への謝辞とMETISの着実な取組に向けた結束が呼びかけられました。また、本学の学生と北欧の大学の研究者との間の質疑応答も行われました。

　なお、発表者は以下の通りです。

　　①水産業の持続的発展
　　　東京海洋大学　壁谷尚樹准教授
　　　ノード大学　Mette S?rensen教授
　　　ノルウェー科学技術大学　J?rgen Lerfall教授

　　②海洋エネルギー?海底資源開発
　　　東京海洋大学　野村瞬准教授

　　③次世代船舶?運航管理技術
　　　デンマーク工科大学　Ulrik Dam Nielsen准教授
　　　ノルウェー北極大学　Tae Eun Kim准教授

　　④海洋環境?気候変動、海洋観測
　　　スタバンゲル大学　Mark Van der Giezen教授
　　　南デンマーク大学　Gary Banta教授、小栗一将准教授

　本学を含む各大学から学生?教職員が約60名参加し、参加者は7大学それぞれの大学の概要と特色、研究環境や内容に触れました。本シンポジウムは、学生にとっては本プログラムの参加実現に向けた、研究者にとってはMETISを軸に研究者同士の連携が一層図られる貴重な機会となりました。

2月12日キックオフ?オンライン研究シンポジウムの詳細はこちらからご覧ください。

　※METISキックオフイベントは、3月に下記も予定しています。

3/18火13時より、同プログラムが試みる【オンラインによる異文化間アクティブラーニング教育】に関するミニシンポジウムを開催します。日本?デンマーク?ノルウェーの全3学より3名の研究者がオンラインを効果的に用いた異文化間アクティブラーニング教育のプレゼンテーションを行います。
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【METISイベント：オンライン授業でのアクティブラーニング教授法ミニシンポジウム】
3/18（火）13時～17時　＠東京海洋大学　bob博彩公司_申博体育在线-投注*官网　附属図書館レファレンスルーム

3月シンポジウムの詳細はこちらからご覧ください。

野村准教授による大学紹介

スタバンゲル大学　Mark Van der Giezen教授による研究紹介

南デンマーク大学　Gary Banta教授による大学紹介

舞田国際担当理事（左上）、兵藤研究科長（左中段）、スピーカーの先生方