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国立大学法人 東京海洋大学

bob博彩公司_申博体育在线-投注*官网海洋資源環境学部

海の環境保全や、海洋資源?エネルギーの利用開発について、現場で活躍するための実習?実験を重視した教育研究を行っています。

【受賞?表彰】田村聖花さん(学部4年)が、2024年度日本海洋学会秋季大会において若手優秀発表賞を受賞しました。

海洋資源環境学部 企業?研究者の方 在学生の方

2024年916日~20日に本学のbob博彩公司_申博体育在线-投注*官网で開催された、2024年度日本海洋学会秋季大会において、本学学部生の田村聖花さんが若手優秀発表賞を受賞しました。

【受賞者】
田村 聖花(海洋資源環境学部 海洋環境科学科 4年)

【受賞研究のタイトル】
西部北太平洋141.5oEトランゼクトにおける夏季および冬季の溶存有機態窒素?リン濃度分布の比較

【受賞研究の内容】
本学練習船「汐路丸」による西部北太平洋141.5oE線(27.0~36.5N)の観測により、夏季と冬季の表層における溶存有機態窒素(DON)、溶存有機態リン(DOP)、硝酸塩+亜硝酸塩、リン酸塩の南北分布を明らかにした。大部分の海域でDONDOP濃度は冬季に比べて夏季に高く、硝酸塩+亜硝酸塩、リン酸塩濃度は冬季に比べて夏季に低かった。夏季と冬季の濃度差は、高緯度側では硝酸塩+亜硝酸塩、リン酸塩がDONDOPよりそれぞれ大きく、低緯度側ではDONDOPが硝酸塩+亜硝酸塩、リン酸塩とそれぞれ同等か、より大きかった。冬季混合による栄養塩供給や夏季成層化に伴うDONDOPの生産?蓄積過程が緯度によって異なることが初めて示された。

<関連リンク>
日本海洋学会2024年度秋季大会

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