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国立大学法人 東京海洋大学

bob博彩公司_申博体育在线-投注*官网海洋資源環境学部

我が国は、持続的発展のため、国土を囲む海に潜在する資源とエネルギーを有効に利用しなければなりません。そのためには、新しい産業を創り育てて行く必要があります。一方、資源やエネルギーの利用に際しては環境の保全に細心の注意が必要であることを、私達はこれまでの経験から学びました。海洋資源環境学部は、二つの学科において、海に関する基礎的 / 総合的理解と海の利用?開発?保全に関する教育?研究に取り組んでいます。

超深海調査でギネス世界記録を更新、公式認定されました 水深8336メートルの「超深海」でスネイルフィッシュを確認

海洋資源環境学部 企業?研究者の方 地域?一般の方

 国立大学法人東京海洋大学(以下、「東京海洋大学」)は、令和4年8月5日から9月19日に至る期間、東日本大震災震源域を含む、日本周辺の4つの超深海海溝域を科学的に調査するため、2か月間に有人潜水艇による7回の潜航調査と64回に及ぶランダー観測を行いました。8月15日に実施した小笠原海溝の水深8336mメートル地点におけるランダーのカメラにスネイルフィッシュの映像が捉えられました。これが世界最深部で発見された魚の映像であると、ギネス世界記録に認定され、令和5年4月4日に公式認定証を授与されました。

 今回の調査は、西オーストラリア大学 深海研究センターのアラン?ジャミーソン教授が主席研究員、東京海洋大学 海洋環境科学部門 北里 洋(きたざとひろし)博士研究員が日本側共同主席研究員を務め、東京海洋大学、西オーストラリア大学、海洋研究開発機構、名古屋大学、新潟大学、東京大学、南デンマーク大学など多くの組織と国の研究者から構成されるグループによる「プレッシャー?ドロップ号による環太平洋火山帯航海2022(Pressure Drop Ring of Fire 2022 Japan Expedition)」として実施いたしました。今回、ギネス世界記録として認定されたスネイルフィッシュの発見だけではなく、日本近傍の超深海に息づく多様な生物たちや変化に富んだ地形、そして東日本大震災などの地殻変動による海溝軸部に見られるダイナミックな地質多様性など、様々な新発見があった調査でした。

 なお、スネイルフィッシュの発見には、西オーストラリア大学深海研究センターのアラン?ジャミーソン教授らの長年にわたる研究成果が貢献しています。

The deepest fish from the Izu-Ogasawara Trench, Japan -Ring of Fire 2022 Expedition to the Japanese hadal Trench-.pdf

01ギネス(魚の写真).jpg

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左から 本学 井関学長、ギネスワールドレコーズジャパン 石川代表、西オーストラリア大学深海研究センター所長 アラン?J?ジャミーソン教授、本学 北里博士、オーストラリア大使館 ピット参事官(教育?研究)

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