bob博彩公司_申博体育在线-投注*官网海洋資源環境学部
海の環境保全や、海洋資源?エネルギーの利用開発について、現場で活躍するための実習?実験を重視した教育研究を行っています。
【受賞?表彰】野村 瞬准教授が「2023年日本コンクリート工学会賞(技術賞)」を受賞しました
野村瞬准教授(海洋環境科学部門)が、日本コンクリート工学会より「2023年日本コンクリート工学会賞(技術賞)」を受賞しました。
同賞は、コンクリート工学および技術の進歩?発展に顕著に貢献したと認められる論文、報文、作品、会員に対し授与される賞です。
【 受賞者 】
野村 瞬 准教授(東京海洋大学 学術研究院 資源エネルギー学部門)
高橋 恵輔 氏 (UBE三菱セメント㈱)
川端 雄一郎 氏((国研)海上?港湾?航空技術研究所 港湾空港技術研究所)
岩波 光保 氏 (東京工業大学)
小林 真理 氏 (UBE三菱セメント㈱)
笠谷 貴文 氏 ((国研)海洋研究開発機構)
【 受賞研究のタイトル】
深海におけるセメント硬化体の力学挙動の解明に向けた原位置モニタリング手法の開発(総合題目)
【受賞概要】
資源開発のための施設、CO2の回収?貯留のための施設、洋上風力発電施設、地殻変動監視のための施設等の将来のインフラフィールドを深海に求める世界動向の中で、大深度海洋環境下におけるセメント系材料を建設資材として使用する際に必要不可欠な知見?データを収集しておく必要がある。
本技術は、深海において生じるセメント系材料の未知の挙動を明らかにし、上記を実現するための「はじめの一歩」を示したもので、高水圧化における水圧及び変形挙動を原位置でモニタリングする技術開発を行い、水深3,515mの海底において約1年に亘りセメント効果体のひずみと水圧の長期変動のモニタリングを成功させた。ここで得られた貴重な知見は、今後、極限環境下におけるコンクリートの挙動解明の足がかりとして発展的に利用され、当該分野を先駆ける技術的?学術的ランドマークとなることが期待される。
【受賞対象論文】
①
Action of Hydraulic Pressure on Portland Cement Mortars - Current Understanding and Related Progress of the First-Ever In-Situ Deep Sea Tests at a 3515 m Depth, Keisuke Takahashi, Yuichiro Kawabata, Mari Kobayashi, Shinpei Gotoh, Shun Nomura, Takafumi Kasaya, Mitsuyasu Iwanami, Journal of Advanced Concrete Technology, Vol.19(3), 226-239, 2021,
https://doi.org/10.3151/jact.19.226
②
In-Situ Deep-Sea Monitoring of Cement Mortar Specimen at a Depth of 3515 m and Changes in Mechanical Properties after Exposure to Deep Sea Condition , Keisuke Takahashi, Yuichiro Kawabata, Mitsuyasu Iwanami, Mari Kobayashi, Takafumi Kasaya, Toshiro Yamanaka, Shun Nomura, Hiroko Makita
Journal of Advanced Concrete Technology Vol.20(3) 254-266 March 2022
https://doi.org/10.3151/jact.20.254
写真左から)高橋 恵輔氏、野村 瞬准教授、笠谷 貴文氏、川端 雄一郎氏
<関連リンク>
日本コンクリート学会
公益社団法人 日本コンクリート工学会 (jci-net.or.jp)
2023年日本コンクリート工学会賞
award_2023_result.pdf (jci-net.or.jp)?
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